H716でサンプルプログラムを動かす
Xを眺めていたところ、lilygoのH716というボードがあることを知りました。
以前から電子ペーパーを使ってみたかったので、早速購入してみました。
衝動買いしました pic.twitter.com/WYRT4De0eB
— スカイ (@skyblue3350) February 8, 2025
ひとまずサンプルプログラムを動かすところまでやってみます。
公式そのままなので以下を見た方が早いです。
https://github.com/Xinyuan-LilyGO/LilyGo-EPD47
環境
- WSL2 Ubuntu 20.04
- Python 3.10.1
- VSCode 1.97.0
- PlatformIO v3.3.4
環境構築
VSCodeにPlatformIOをインストールします。
インストール後にVSCodeを再起動します。
サンプルコードの書き込み
リポジトリをクローンします。
1git clone https://github.com/Xinyuan-LilyGO/LilyGo-EPD47
VSCodeで上記のディレクトリを開き、依存関係のライブラリがインストールされるまで待ちます。
platformio.ini
を開き、src_dirを変更して適当なプログラムを選択します。
1[platformio]
2boards_dir = boards
3
4; src_dir = examples/button
5; src_dir = examples/demo
6; src_dir = examples/drawExample
7; src_dir = examples/drawImages
8; src_dir = examples/grayscale_test
9; src_dir = examples/screen_repair
10; src_dir = examples/spi_driver
11; src_dir = examples/touch
12; src_dir = examples/wifi_sync
13src_dir = examples/sleep
WSLの場合はここで一手間必要なので WSL2でUSBデバイスを利用する を参考にWSL2にH716を接続しておいて下さい。
その他の環境はH716を接続しておきます。
VSCode右上の 「->」 マークをクリックして書き込みます。
書き込み後、H716が点滅し、サンプルコードが動きます。
とりあえずサンプルが動いた pic.twitter.com/BTC45JCROl
— スカイ (@skyblue3350) February 8, 2025
WSL2でのシリアル通信
VSCodeのシリアルモニターを使ってシリアル通信を確認したかったのですが、WSL2で利用しているからかうまく確認することができませんでした。
ので検証時はcuを使ってシリアル通信の内容を確認しています。
1sudo apt-get install cu
2cu -s 115200 -l /dev/ttyACM0